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ヴィラ平和島のフランチャイズオーナーって何をしているの?

asian relaxation villa平和島のオーナーです。

オーナーさんって現場にいるとは限らないですよね?アジアンリラクゼーションの各店舗でも現場を離れて経営に専念しているオーナーさんが、たくさんいらっしゃいます。

私はまだまだ始まったばかり、ひよっこ店舗なので様子を見に現場に行くことが多いですが、いないところでどんな仕事をしているのでしょうか?

普段店舗にはいないオーナー。セラピストの悩みに乗ってくれるけれど、そのほかにはどんな仕事をしているのかな?セラピストなら興味がありますよね。今回はそんなセラピストさん向けの記事となります。

大きく分けてオーナーの仕事は店舗の運営と経営管理の二つに分かれます。二つ順番に紹介していきましょう。

店舗運営

まず、店舗の経営とは、セラピストが気持ちよく働けて、お客様が気持ちよく施術を受けることができるようにするための場所づくりです。

会社の仕事でいうと、中間管理職の仕事です。最前線に立って仕事をするわけではないですけれども、店舗にまつわる事を裏側で日々処理しています。

まさにその店舗を運営していく上で、施術以外に必要なことすべてですね。

店内がきれいに保たれているように掃除

店舗の内部、外部が常に清潔に保たれているかを常にチェックするのもオーナーの仕事です。直接には従業員が掃除をするとしても、その掃除のレベルは定期的にチェックしなければなりません。見ていないところでも掃除をしてもらえるような仕組みづくりを考えるのもオーナーの仕事の一つです。

受付業務・接客

施術はしないものの、店舗にいる時にはお客様の応対をするというオーナーさんもいるでしょう。お客様の声は経営のヒントがいっぱい。自分のサービスが悪いときもお客様はネガティブなコメントはあまり残してくれません。体が楽になりました、と言ってくださっても、そのまま二度と来店していただけないというパターンもあります。ですから寄せられるお客様の声、そしてお客様のしぐさから様々な情報を読み取って店舗経営に活かすということもあります。

セラピストの面接・採用

お客様が増えてきて、店舗が忙しくなってきた、またはセラピストがやめてしまったなど、常にリラクゼーションサロンはセラピストを募集しています。

シフト・勤怠管理

セラピストが働くシフトを組むこともオーナーの仕事ということが多いですね。前月までにシフト希望を出してもらって、どの曜日に誰が働くか、ということを確認していきます。リラクゼーションサロンは土日が忙しいので、平日だれがどこで休むか、ということをきめるということでもあります。

店内打ち合わせ(セラピストミーティング)

店内でセラピストとの打ち合わせをして、売上の目標やキャンペーンを考えるのも店舗運営に入ります。いつも店舗の最前線で働いているスタッフはお客様から日々様々な情報をいただいているので、お客様に刺さる企画を考えだしやすいのです。スタッフが気持ちよくアイディアを出してくれるような空気を作るのもオーナーの腕の見せどころです。

各種問い合わせ対応

その他にもセラピストが対応できないような各種の問い合わせ対応について(メディアの掲載依頼、苦情対応など)、店舗責任者であるオーナーが対処することになります。

チラシ配り

チラシをくばるのをアルバイトの仕事と考えるオーナーもいるでしょうが、配ったチラシを見た人がどんな店舗なのか興味があった時にアルバイトの人は答えることができません。ですからオーナーや従業員がチラシを配ったほうが

上記の事柄は店舗のスタッフが成長してきて、任せても大丈夫だねということになれば、現場主導で行っている店舗も少なくないでしょう。それにしても任せきりではなく、スタッフの実施した作業の責任はオーナーにありますから、しっかりと確認しておきます。

 

経営管理

売上・経費の管理

今月の売上はどれくらいだったか。営業日でも、土日が多かったり少なかったりしますから、それを考えたうえでしっかりお客様が求めるサービスを提供できているかを売上を見ながら確認しています。

赤字が続いてしまうと、経営が立ち行かなくなってしまい、最悪の場合にはお店をたたまなければなりません。そこで、経費をコントロールしながらお店の運転資金をためていきます。順調に経営していても、何が起こるかわからないのが経営です。新型コロナウィルスが発生する前と、それ以前ではリラクゼーションサロンに求められる役割、そして設備はおおきくかわりました。これからも予期せぬ事態が発生するでしょうから、それに備えて運転資金を用意しておくのです。

それから現金の管理もありますね。店舗の現金をどのように管理するか。それとも少し経費が掛かってもキャッシュレス化を進めるか。ここもオーナーさんの考え方次第です。キャッシュレスの仕組みを導入すると、手数料が必ず数パーセントかかりますからね。現金の取り扱いの煩雑さを手数料を払って解決するかどうかという問題です。

発注業務(タオル・お着替え・印刷物等)

施術ごとにタオルを交換しますから、備品代がかかります。お客様が利用する着替えもそのうちにヘタってきますし、スタッフの制服も使っているうちにぼろくなってきます。サービス紹介のチラシ、スタッフの名刺、キャンペーンのチラシなどの印刷物がなくならないよう、定期的に発注するのも店舗管理業務の大切な仕事の一つです。

施術

これはオーナー兼セラピストの人は、施術をするかもしれませんが、店舗にいないようなオーナーさんは施術することはないですね。

集客・運営計画への取り組み

集客はどんなサロンも頭をひねっています。正直言ってお客様がサロンを選ぶ選択基準は結構緩いです。自分のサロンでなければならない理由なんてなかなかないです。ですから、どれだけ気に入ってくれるか?を考えながら、運営計画を立てていきます。

それにどんなに気に入ってくださるお客様も様々な理由で来店する頻度が落ちることがあります。ですから、ずっと集客のことを考え続けるのはオーナーの仕事ですね。ここ十年間ですっかり集客の方法は変わってきました。一昔前の集客はチラシ中心だったでしょうが、インターネットが普及してからホームぺージを持つことが当たり前になりました。

そして、店舗のブログを運営して発信することもどのサロンでもやるようになりました。TwitterやInstagramといったSNSからの集客にも移り変わっています。Youtubeを使った店舗紹介に取り組んでいる店舗もありますよね。いずれにしてもSNSは即効性はないですが、ジワジワと効果が出るものなので、スタッフと一緒に定期的に更新していくのも仕事でしょう。店舗の雰囲気がわかるブログの更新も大事な仕事ですね!

採用・人材教育

どんな人をセラピストとして採用して、教育するのかを考えるのもオーナーの仕事です。オーナーの方針によって、採用する人が違ってきます。また、既存スタッフにはいないタイプを求めている場合もあります。今いるスタッフは丁寧だけれど、力を入れた施術ができるような、力が強いスタッフがほしい。パソコンなどの実務に強いスタッフがほしい。募集要項には書いていないけれど、裏側では実際にはどんな人を雇うか考えていることがあります。

セラピストとお客様は相性というものがありますので、誰にとっても施術が満足ということはありません。ですから、多数のタイプがいたほうがいいのです。で、どのタイプのスタッフを採用するかをオーナーは考えるのです。

また、採用した人材、特に未経験のスタッフにどのようにして数か月にわたる研修をこなしてもらい、お客様の前で施術できる人材に育てるか、ということも現場の繁忙感と照らし合わせながらスケジュールします。

アジアンリラクゼーションヴィラでは、採用後にスタッフに研修を受けてもらいますが、その研修スケジュールを現場で相談して決めていくのはオーナーの仕事です。

契約関係の管理

経営していく、ということは各種の契約を締結し、契約内容に違反した場合には罰則に従うということでもあります。フランチャイズ契約、銀行からの融資契約、不動産賃貸借契約、雇用契約、その他の物品購入計画など、進めるかどうかを確認します。

交渉できるものであれば、価格を交渉していきます。店舗を出店するときにまず考えるのは、どこに出店するかということですよね。特にb to c のビジネスであるリラクゼーションサロンでは立地が集客に大きく影響します。いい土地で開業すれば見込み客は増えるけれども、その分賃料が高くなり、経営を圧迫する可能性もある。どの程度の規模で経営するか。どれだけの利益を目的とするのかによっても選択は変わってきますね。

FC本部との連携・共有・報告

フランチャイズ加盟店は、フランチャイズ本部に対して経営状況を報告して、アドバイスをもらっています。これはどんなフランチャイズ業でも全く同じでしょう。本部は各店舗をつきっきりで見ているのではないですから、売上をみながら加盟店が順調にビジネスを展開しているかどうかを確認しています。

売上げが伸びているのであれば、本部としては特にいうことはないですが、売上がなかなか伸びない、ひどい場合には前年よりも減ってしまったということであれば、お客様に満足していただけていない証拠です。そこで必要に応じてフランチャイズ店舗にアドバイスをするためにも情報共有していくことが求められます。

何より、よりよい店舗にしていくためにはどうすればいいのか?というアイディアを加盟店は常に欲しています。それがフランチャイズの強み、集合知(個々の知識・経験を共有して経営に活かすこと)だからです。

例えば、新型コロナウィルス関係でほかの店舗で実施した背策で有効なアイディアを教えてもらうことが挙げられます。どのような空気清浄機を導入するか。換気の方法はどうするか、消毒しやすい壁紙にするか、抗菌コーティングを導入するか。コストとメリットを天秤にかけながら、導入を決めるかどうかもオーナーの仕事です。

オーナーに休みはない

いかがでしょうか?オーナーは施術しないからいいよな、と考えたことセラピストなら誰しも一度は考えるはずです。

でも、裏側でオーナーさんたちは見えない仕事を淡々とこなしているんですよ。頭は常に回転しているので現場にはいないですが、オーナーに休みはありません。

セラピストとオーナーがお互いの仕事に対する理解が深めて、よりよい店舗ができるといいですね。

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